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【禁聞】香港「7.1デモ」前夜 民主派が脅迫

2013年07月03日

【新唐人2013年7月3日付ニュース】7月1日、香港の毎年恒例の「7.1民主デモ」が悪天候の中、午後2時にスタートしました。主催者側によると、デモには43万人が参加。デモ隊の中には香港の元政務司長アンソン・チャン(陳方安生)さんや香港のメディア大手、壱伝媒(ネクスト・メディア)グループの代表・黎智英(れい ちえい)さんの姿もありました。デモの数日前には、黎さんの自宅が暴徒によって車でぶつけられ、民主派議員も電話による脅迫を受けました。また、壱伝媒(ネクスト・メディア)グループ傘下の“アップルデイリー”の新聞2万部が燃やされました。これら一連の事件の背後に親北京派勢力の姿が見え隠れし、民主派との間で熾烈な戦いを展開しています。

 

7月1日午後、香港“社会民主連線党”の主席で香港立法会議員の梁国雄さんが、新唐人に対し脅迫電話を受けた事を明かしました。

 

香港立法会 梁国雄議員

「その人は私に『7月1日にデモに出るな』『旅行に行きなさい』と言いました。言う事を聞かなければ、大変な結果が待っている、私の周りの人も含めて、彼のボスは我々が嫌いだと言っていました」

 

梁さんは、脅迫電話の相手には心当たりがない物の、相手の目的は「7.1デモ」の阻止であることは明らかであると話します。

 

香港立法会 梁国雄議員

「彼らの狙いは『7.1デモ』です。これは明らかです。しかし誰なのかは分かりません。彼らの目的ははっきりしています。多くの人がデモに出るのを恐れているのです」

 

何俊仁議員は、脅迫者に政治的動機があると見ています。

 

香港立法会 何俊仁議員

「私が思うには政治的動機があります。民主派人士に対し、脅迫の手段を取るのは反民主派の人がやったことです」

 

AFPは、今年の7.1デモの矛先は、北京当局の香港に対す政治干渉および停滞している政治改革の現状に向けられ、多くの市民もこれを機にデモに参加し、普通選挙の推進を訴え、梁振英行政長官の辞任を求めていると報道。

 

このほか、香港の“新報”によると、壱伝媒(ネクスト・メディア)グループ傘下のアップルデイリーの新聞が、5日前に男2人によって火をつけられた事件に続き、29日早朝、再度2万6千部の新聞が3人の男によって同じ手法で燃やされました。6月18日には創業者の黎智英さんの自宅の入り口が車でぶつけられ、壱伝媒(ネクスト・メディア)の社屋の前に鋭い刃物が置かれた事件もありました。警察当局は一連の事件の関連性について調べています。

 

壱伝媒(ネクスト・メディア)グループに対する一連の暴力事件に対し、アップルデイリーの張剣虹編集長は、犯人逮捕に100万香港ドルの懸賞金をかけると公に発表しました。

 

黎さんは、アップルデイリーが3回も立て続けに攻撃を受けている事に対し、アップルデイリーが紙面トップで市民に7.1デモに参加するよう促したことと関係あると考えています。しかし、脅迫行為によってさらに多くの市民がデモに参加し、アップルデイリーも引き続き市民のデモ参加を促しつづけると示しました。

 

香港の「7.1デモ」は2003年に端を発しています。当時、香港特区政府が強制的に打ち出した“香港基本法23条”が不満を買い、そのうえ、香港政府のSARSの蔓延に対する処理が不当だとして、香港市民50万人が、中国への返還日である7月1日にデモを行いました。

 

これ以来、7月1日のデモは毎年恒例の大型イベントとなりました。参加者の人数は香港政府に対する市民の満足度を判断する基準にもなっています。

 

一方、イギリスBBCによると、香港市民が街頭で行政長官の辞任を求めているとき、香港の親中派も“香港返還16周年”記念式典を開催しました。

 

1日午前、梁振英行政長官が記念式典に出席。梁国雄議員は祝賀パーティで梁振英長官に抗議を行うつもりで会場に赴きましたが、警察に阻止され、長官が離れるまで会場に入れませんでした。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/07/02/atext923845.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/蒋)

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